朝起きてすぐ何をしますか?
わたしは、くちをすすぎ口内の歯磨きをしています。朝のスタートに、白湯や、暑い時期は岩塩を指ひとつまみ入れてレモンウオーターを丁寧に飲んでいます。
朝起きてすぐの身体は水分をよく吸収するときでもあります。
1日のはじめにお水か白湯を飲むと身体の調子が整うので、その時間は丁寧に過ごしたいものです。
・朝、時間に追われてゆとりがない。
・朝からやらなければならないことで頭がいっぱい。
・朝から悩みごとが浮かんで溜息がでる。
という項目に当てはまる方も、
朝に、「お水をゆっくり味わう。」
と、いう時間をとることをおすすめします。
忙しく行動を起こす前、ほんの数分で良いのでお水を飲む時間に集中する。
こうすることで、滞る思いはリセットされ、身体の水分補給と1日の良い流れがつくられます。
朝一番の水の効果。どうして?
夜寝ている時、人はコップ1杯分の汗をかくといわれています。
寝ている間は飲み物ものも体内に入りません。その状態で7時間くらいは経っているので、プチ断食のような状態になっています。(断食は、不要なものをデトックスして身体本来の機能を取り戻すヨガや瞑想などの手法のひとつです。)
プチ断食の状態は次に入るものが吸収しやすい状態です。朝起きてすぐの時間がそのような状態になっています。
一番身体が吸収しようとする時間が朝起きてすぐの時間です。ですので、朝一番に取る飲み物は、身体に負担のかからないお水をおすすめします。
そして、身体は毎日の積み重ねでできています。日によって朝一番にカフェインも取る日もあれば、水を飲むときもある、となってしまうと、朝一番の効果がなくなってしまいます。
効果を実感するには毎朝の習慣として行いましょう☆
一か月もすると身体のフットワークが軽くなっていたり、集中力がついていたり、という変化を感じられると思います。
どのような水を飲む?
朝一番に飲むものはお水が良いとお伝えしましたが、お水を沸かして白湯(さゆ)を飲むのもおすすめです。
できれば、ペットボトルの水よりも、浄水器を通したお水、もしくは、水道水を沸かして塩素を飛ばしてから白湯としてお召し上がりになる、冷ましたお水を飲む、という風にしてお召し上がると、お水の体内への吸収が良くなります。
朝のお水の飲み方。
朝お召し上がりになるお水ですが、口を必ずすすいで、口のねばねばを取ってからお召し上がりください。口の中をきれいにしないでお水をお召し上がりになると、夜に作られた身体に不要な菌も、取り入れてしまうからです。お水を飲む前に必ず口内をきれいにしてから行うと身体の免疫力も上がります。
口内の菌をとる、オイルプリングという手法もあります。ココナッツオイル、もしくはゴマ油を小さじ2杯くらいを口にいれてゆっくりと口内にオイルを流して吐き出すと、口内の菌がオイルに付着して外に吐き出されますので、口のなかがきれいになります。
(注意、吐き出すオイルは、オイルなので排水溝ではなくティッシュにつつんで捨てましょう。オイルと水は反発します。排水溝にオイルは流せません。詰まりの原因とならないように。)
朝、口をきれいした後、コップにお水を準備します。
お気に入りのコップで飲んでみましょう。もしゆとりのある状態で3分ほど時間がとれるなら、イメージしながらお水を飲みます。
お水はどこからきて、このコップにたどり着いたのだろう?と、自分とお水が手元に届くまでの縁起をみてみます。
「海や川の水が太陽で温められて⇒蒸発して雨になって⇒ダムにたまり⇒浄水場で浄水されて⇒水道管で運ばれて⇒朝蛇口をひねって⇒コップに。」
そして、飲んだ水はどうなるのだろう?と水と身体の縁起を追ってみてみます。
「水は身体の必要な場所に運ばれて、水が変化していき、からだ自身でお水を分解して機能している。」
そう思うと、いつも同じように見ている普通の水が、この時にしかない特別なお水となります。
お召し上がりになるときも、コップを持つ感触や、コップを運ぶ腕や、コップのなかで揺れる水の感じをリラックスして観察しましょう。
そして、口にゆっくりと含んで味わいます。お水の柔らかさや、冷たさ、喉を通る感じを楽しんでみます。飲んだ水は、身体の必要な場所に運ばれていきますが、あえて観察すると、身体の感覚が開いてお水が美味しくなります。
朝早く起きて、太陽の光をお水に透かしてからお水をいただくのもおすすめです。そのまま太陽の光と美しい水を丁寧にいただきます。最初にひと口召し上がってから、太陽光をあてると、美味しい水に変化しているのがわかるでしょう。
季節の状態で、お水を白湯にしたり、レモンウオーターに変えても朝のお水をお召し上がりになる時間を楽しめます。
寒い冬は白湯を。
湿度が高い日、暑い日の朝は、
レモン果汁か、農薬を取ったレモンを薄く輪切りにしたもの1~2枚と、ヒマラヤ岩塩をひとつまみをお水に入れて飲みます。
レモンウオーターは、朝だけでなく、身体がすっきりした感覚を求めているときにも、とても良い飲み物です。作り方と効果は以下の目次に記しました。
朝のレモンウオーターの作り方。
朝一番に水を飲む習慣で免疫力が上がります。その水をレモンウオーターに置き換えても良いので、今回レモンウオーターの作り方も紹介します。
コップ。お水。レモンの輪切りか、レモン果汁。岩塩。を用意します。
出来上がりました!
湿度の高いときや、夏の通常の水分補給でもおすすめです☆
レモンウオーターは、デトックスウォーターとも言われています。
レモンには、ビタミンcが含まれますが、このレモンウオーターだけで一日のビタミンcを摂取するのは大変なので、補助的に召し上がると良いと思います。ビタミンcについては別な記事で詳しくお話したいと思います。
レモンウオーターを飲んで実感したことをお伝えします。
・食欲が抑えられる。
・お通じが良い。
・飲んで直ぐ元気がでる。
これらは、すぐに実感できます!
調べてみると、以下が分かりました。上記の変化が出たのは納得です。
レモンには、グルタチオンという成分が肝臓機能に良いというお話があります。レモンにあるレプチンという成分が食欲を抑えてくれます。抗菌作用もあるので、口のなかの環境にも良いですね。傷が早くなおりやすい作用もあります。
天然の塩は抗菌作用があります。
この2つを合わせたお水、レモンウオーターを飲むことで、1日の過ごしかたが変わりますし、免疫力も上がりますね。
まとめ。
朝一番のお水を召し上がる習慣が大切だということをお伝えしました。
身体も一番水を欲しています。十分に水分補給しましょう。
また3分ほど時間をつくれれば、ただ水を飲むのではなく「丁寧に飲む」。お水のご縁に感謝しながらお召し上がりになると、慌ただしい時間に入る前に、自分の精神の軸を定めることができます。
個人差はあると思いますので、こちらは参考にしていただき、ご自分に合ったお水の取り方を探してみると身体や心のゆとりの変化を楽しめると思います。
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