6月の自分磨きのタイミングは？芒種の時期が最適です。

６月の時節に芒種（ぼうしゅ）という節目があります。

ときどき、カレンダーでみかけることがあるかもしれません。

これは、二十四節気（にじゅうしせっき）という昔から日本で使われている暦のひとつ。この暦は、主に稲作、農耕に使われていました。

この時期は、田植えや種うえの時期でもあり、自然界もとても賑やかな時期です。

太陽の角度で自然の働きは変化します。

昔の人達はその流れを活用して、農耕や生き方に役立てていました。その自然界の性質を利用することで生まれる恩恵がたくさんあることを知っていたのです。それらの知恵は、風習や習わしで伝わり現代にも、活用されています。

私たちの生活においても、自然界の影響を受けながら日々過ごしいて、その季節に合う行動があります。

一年のなかで、いのちが活動的になる、この芒種（ぼうしゅ）時期は、自己実現の選択や行動を定めるのにたいへん役立ちます。

６月の芒種（ぼうしゅ）の時期を、「自分を磨きながら成長する流れをつくるタイミング」として活用していただく情報を今回はご紹介いたします。

６月・芒種（ぼうしゅ）について。

芒種（ぼうしゅ）は、この二十四節気の２４つに分けた時節の9番目の節目を表しています。

この暦は、地球から見て太陽の通る道すじを、２４の数で分けています。

その道を、太陽黄径（たいようこうけい）といいます。芒種（ぼうしゅ）は期間として定められていて、西暦6月6日頃から、6月２２日頃まで。

二十四節気のひとつ夏至のときまでとなります。自然界の動きは、太陽の光の加減で左右されます。

農耕では、この時期に、田植えや種うえを行い、秋の収穫に向け、備えて準備を行っていきます。

虫や動物達も元気に動きまわります。カルガモのヒナが動きまわるのもこの時期です。

私達も自然の流れになるには、下半期のスタートとして、目標を定め行動する時期と言えます。

「6月6日はお稽古ごとの日」という日もあり、6月は学びをスタートするのに適しています。

「種植えの時期、衣替え、掃除、磨く、礼儀。」

それらが、6月に意識すると良いキーワードです。

季節は梅雨ですが、夏に向かうエネルギー溢れるときでもあります。今までと同じ生活、洋服では、生活しずらくなる時期です。そのままでいると、環境や自然の流れ、変化に気が付かず、そのときに起こる良いタイミングを見逃してしまい、行動を起こす機会を逃してしまいます。

そのためには、環境と自分を整えることが大切です。そうすることで、足りているところ、足りていないところがみえてきます。

今までのパターンに変化を入れる季節が6月です。

自分を磨くのは何のためでしょう？

「～を達成したい。」「～を叶えたい。」そのために、学ぶ、継続してチャレンジすることは大切です。

″思いを叶えるために行動にうつす″それが「自分磨き」です。

自分の成長のため、そして、それを積み重ねて形になったとき、自分が笑顔でいるか？周りも笑顔でいるか？もイメージしてみると、″良い自分磨きか、自己満足か″を見定めることができます。

整理整頓、身の回りが整理されることで、それを認識する頭も整理されます。掃除と整理整頓は、自分のコンデションを整えます。

部屋が乱れてきたときは、自分の内面もごちゃごちゃになっているとき。部屋を掃除して、かたずけると気分も変わり、「いま自分に必要なこと」が見えてきます。

☆6月は、衣替えの季節。着なくなったものは、感謝とともに手放して整理しましょう。

☆芒種（ぼうしゅ）は種うえの時期。この時はまわりの環境を整えることが大切です。環境がわるければ、種は育ちません。良い環境でよく育つように、は、自分の成長も同じです。

その１、身だしなみを整える。身だしなみひとつで、自分のやる気がかわります。清潔で、スーツは気分を引き締まりますし、ここち良くいれる服装は安心感やリラックス作用も。周りの印象にも影響します。

その2、本や尊敬する人などの知識を学ぶ。自分があこがれる人、敬う人からは教わることが沢山あります。本は手軽にその意識に触れることができる教材です。

その３、ゆとりをつくる。内面も時間もゆとりができる工夫をする。慌てても事を起こしても身になりにくいもの。リラックスして深呼吸を。

その４，身体の５感を楽しむ。５感とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、のこと。これらを、日常で意識して楽しむことは人生に豊かさをもたらします。

その５，目標をたてる。「今の自分は、この先どうなりたいのか？」それにより、自分磨きの道すじが変わってきます。無理せず持続可能な目標設定をしましょう。

芒種（ぼうしゅ）、6月に自分磨きを行うことで、下半期の流れが、かなり変わってきます。

自分の植えた種が育つように、環境を整えて目標設定をしてみてはいかがでしょうか？

いずれも、難しくとらえずに、持続可能なものから、磨いていくと、持続していくことでの自信が生まれます。