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選日(せんじつ)から学ぼう!行動して良い日、悪い日9選。 | 花花しあわせブログ

選日(せんじつ)から学ぼう!行動して良い日、悪い日9選。

日本の暦

十干、十二支の吉凶の日を表したものを、選日(せんじつ)といいます。

選日(せんじつ)の名前と作用をご紹介します。ご先祖さま達がこのような事を大切にしていたのには、自然のリズムに乗って過ごすことの大切さを知っていました。また、自然の流れに逆らうことを忌ましめる日もあり、今でも大切な行事に関わっています。

選日を学ぶことで、自然の流れに沿った生き方を知ることができます。カレンダーで見かけたり、生活に関わる選日を9つ選びました。

吉日と、吉凶混ざるものもあるので、それも簡単に表示してあります。

それでは、さっそく選日をみていきましょう。

選日その1.天赦日(てんしゃび、てんしゃにち)。

◎開運日。大吉日の日。

森羅万象をつかさどる天の神様が、全てを慈しみ忌みを赦すとされている日。事はじめにとても良い日です。

干支(えと)の節目をあらわします。春の最初の戊寅(つちのえとら)、夏の最初の甲午(きのえうま)、秋の最初の戊申(つちのえさる)、冬の最初の甲子(きのえね)の日を定めています。

天赦日(てんしゃび)

選日その2.一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)。

◎吉日、良い日

一粒のもみが、稲穂のように、万倍にも増える日とされてきました。事はじめに良い日。開店、商売、種まき、お金を払うのは吉。逆に、不義理や借金は苦労の種が増えるとされています。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)。

選日その3.三伏(さんぷく)。

行動より休む期間。中吉。

夏の勢いが盛んで、秋の気配がなかなか来ない。夏の最も暑いときをあらわします。

7月中旬~8月上旬の頃を表します。十干の暦の庚の日と、五行の木、火、土、金、水(もっかどごんすい)の作用からきています。

夏至の後の、3番目の庚の日を初伏((しょふく)、4番目を中伏((ちゅうふく)、立秋後の1番目の庚の日を末伏(まっぷく)といい、それらの総称して「三伏(さんぷく)」といいます。

夏の暑い日を火の作用。庚の日は、金(金属)の性質を表します。金は火によって溶かされ硬さを失います。本来の性質が剋されるということから、種まきや、人とのご縁を慎む時期とされてきました。

選日その4.八専(はっせん)。

◎大きな変化、契約は良くない。注意日。

この期間は、入籍、結婚、契約、引っ越しなど、良くないとされている。法事や神事なども避けたほうが良いとされている日。

干支の、水の作用が強く影響します。壬子(みずのえね)癸亥(みずのとい)までの期間をいいます。

この期間は、今までの行いの積み重ねが出やすい時期。それまで準備をしてきた人には、悪い作用は出ないとされています。

選日その5.十方暮(じっぽうぐれ)。

◎事始めは避ける。注意日。

入籍、結婚、相談ごと、旅行、引っ越しは良くないとされている日。

甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)の期間。十方(とほう)に暮れる。十の方位が曇る様を表します。

この期間は周囲の影響を受けやすいとされ、この時期に大きな決断はしないほうが良いとされています。

選日その6.不成就日(ふじょうじゅび、ふじょうじゅにち)。

◎事始め良くないとされる。休む時期。注意日。

この日は何事も成就しない日。結婚、開店、契約、願い事には適さない日。

この日は、月の運行によって算出されています。江戸時代休みが少ないため、休日としてつくられたという説もあります。

選日その7.天一天上(てんいちてんじょう)。

◎掃除をおこなえば吉。

天一神(てんいちじん)という、方位、方角を守る神様が天に帰っている期間。この神様は天と地を巡る周期をもっており、この神様がいらっしゃる時に、その方位に行くと祟りが起こる、といわれています。

天一神は陰陽道(おんみょうどう)の神様です。癸巳(みずのとみ)から戊申(つちのえさる)のときまでの期間は障りなく、世の人も旅行に適している時期とされます。天に帰られた神様がお戻りになられるとき、不浄を忌むとさますので、お迎えの時期は家をきれいにしておくことが良しとされます。さらに、天一神が天にいる期間、日遊人(ひゆうじん)という神様が降りたちます。この神様は不浄を嫌いますので、掃除を行い家をきれいに整えることで吉日をもたらします。

選日その8.三隣亡(さんりんぼう)。

◎柱をたてるのは慎重に。注意日。

棟上げ、柱建て、地鎮祭など、建築関係のことは避けたほうが良いとされてきました。柱を立てることを忌むとされます。

陰陽道からきています。〝この日に建築関係のことを行うと3軒先まで滅ぼす〟といわれています。この日の家の建て替えなどは大凶とよくみかけます。

しかし、昔は”三輪宝”といわれ、本当は建築に良かったものが、大衆に広まりながら変化したという説があります。

選日その9.犯土(ぼんど、つち)。

◎大地の影響がある。種まき、土いじりはさける。注意日。

この期間は、土の神様、土公神(どこうじん)が土にいるので、この期間の土いじりは避けたほうが良いとされる。

庚午(かのえうま)から丙子(ひのえね)の7日間を大犯土(おおつち)。戊寅(つちのえとら)から甲申(きのえさる)の7日間を小犯土(こつち)といいます。

土公神(どこうじん)は、春はかまど、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいると考えられていました。特に季節ごとの土公神(どこうじん)がいる場所の土いじりは避けたほうが良いという習わしです。

まとめ。

選日について9選を簡単にまとめてみましたが、いかがでしたか?

カレンダーでも、なんとなく見かけたりしますが、季節の変わり目や、気候の極まるときには、大きな転機は起こさない方がいい、天と地の気(き、エネルギー)の良いときは、事を起こすと良い流れに乗れるのを、このように十干、十二支(じっかん、じゅうにし)や、陰陽道から導て今もつかわれています。

これを、信じきるというよりも、自然な流れや、大気の湿度、大地の奥の状態を活用する術を残してきたと思います。

季節を感じて、暦を楽しむひとつとして、選日を意識してみてはいかがでしょうか?

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