以前、定期健診で大腸内視鏡検査を行ったことをきっかけに、腸内環境と身体の機能を整えたいという思いが湧いてきました。ふとファスティングが生活習慣を見直すのに良さそうと思い、3日間のファスティングにトライ。
ファスティング後は、体重も3キロ減り、代謝が上がり身体の調子が良くなりました。
今回はファスティングが気になる方に、3日間のファスティングの基礎的なことを、簡単にお伝えできればと思います。
ファスティングは、身体の本来の機能を整えてライフスタイルのリセットにとても適した手法です。
自身の身体で起こることを、シンプルに向き合い、身体本来の機能が活動しているのが実感できます。
ファスティングにチャレンジしてみようという方は、個人差があることも踏まえて、情報だけに囚われず、ご自身の身体や心に寄り添いながら行うことをおすすめします。
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ファスティングとは？
断食を行うことをファスティングと言います。
断食は、ある程度の期間、食事を取らないで過ごすことで、身体やこころのリセットが可能です。
摂取する食事量を減らすと、体内の酵素の働きが、代謝酵素も動きだすので、身体の新陳代謝が円滑に行われます。
身体の毒素の排出や、肌の張りや潤い、また、ケトン体の排出により、身体の活力、気分の高揚が期待できます。
そういう理由からも、さまざまな宗教において、ファスティング＝「断食」は、良い行いとして伝えられている手法の一つです。
ファスティングを行うことで、体重が減ったり、肌の調子が良くなったりと、嬉しい作用が表れます。
ファスティングで準備するモノ。
1、時間。
まずは、ファスティングを行うにあたり、食事を制限できる期間を設定しましょう。
友人と外食なども断わらないといけない、食べたいという思いにのまれないように、環境を用意しておく必要があります。
また、普段ハードワークなお仕事でバテやすい方は、ファスティングを休日に設定した方が良いかもしれません。血糖値が下がりやる気が出ない、ぼーっとしてしまうという可能性もあるからです。
まだ、行ったことがない方は、お休みの日を取り入れて自身の身体の状態を観て行うと安心でしょう。
2、酵素ドリンク。
無添加、無香料の質の良い酵素ドリンクを準備します。
お水だけのファスティングよりも、緩やかに行うことができます。水だけでなく、空腹感を感じたら酵素ドリンクを飲むファスティングの手法を用います。
ファスティング中は、新陳代謝が良い状態となり、身体機能として、栄養の消化、吸収、エネルギー燃焼、排出が円滑に働きます。
その際、保存料や香料などの成分は避けた方が肝臓に負担をかけずにファスティングが行えます。
酵素ドリンクも美味しいと思えるもののほうが、ファスティング中の空腹感を程よく緩和してくれます。
私は、大高酵素が好みで良くリピートしています。
3、良質の塩とお水。
1日に2リットルほどお水を取るので、お水を少しずつ飲めるような環境が必要です。
私は、ペットボトルのお水は飲まないので、外出時は、家の浄水器の水を水筒に入れて持ち運んでいます。
お水の好みは、人それぞれですので、好みのお水をファスティング期間中飲めるように準備しておきましょう。
また、時々良質の塩、お味噌、黒糖などを舐めると、ファスティング時に起こりやすい頭痛も緩和します。
上記の酵素ドリンクとお塩は、西荻駅徒歩2分の「ナモ商会」さんで購入しました。以下、お店のリンクです。
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ファスティング期間、知っていたほうが良いこと。
その1、倦怠感。
最初に訪れる倦怠感が訪れます。それは、一時的なことなので、是非、以下をお読みください。
倦怠感の訪れは、個人差があります。
食事を取らない状態が続くと、身体の余っている糖質の分解がはじまります。
その際に、頭痛や頭が重い感覚、怠さが出てきます。
それを乗り越えると、今度は体内のケトン体という成分が現れ使われはじめます。
このケトン体によって、エネルギーの代謝が行われることで、気分が軽くなり、空腹感が緩和され、感覚が鮮明になってきます。
最初の倦怠感の訪れる可能性と、それを過ぎた後の爽快感を知っていると不安にならずに行えます。
その2、お水2リットルを目安に飲む。
食事がないなかで、水分をこまめに補給するのは大切です。倦怠感の緩和、浄化、代謝の促進に繋がります。
その3、軽い運動は行っても大丈夫。
無理のない範囲での、散歩や軽いストレッチやヨガがおすすめです。入浴も心地よい範囲で行ってください。
その4、カフェインなど、刺激の強い飲み物、砂糖、アルコールは避けて。
ファスティングの期間中は、身体の解毒作用も高まり、吸収も良い状態になっています。カフェインの強いもの、アルコールは避けてください。
召し上がるなら、ハーブ茶など、臓器の働きに優しい飲み物を召し上がりましょう。
その5、無理はしないこと。
せっかくのファスティング。日数に囚われて無理をせずに行いましょう。
人によって体質もあり、低血糖になりやすい方は、黒砂糖を舐めたり、身体の加減を見ながら行います。
もし、お身体の持病をお持ちの方は、担当医に相談して行っても可能かを確認して行いましょう。
ファスティング期間中のポイント。
1、1日に飲むお水の量を意識する。
1日に2リットルのお水を目安に、こまめに飲むようにしましょう。
水を摂取することで、糖質の分解による頭痛の緩和にも良いのと、水分を摂取することは、解毒と排出を促します。
ファスティング期間の前後の食事に気をつけて。
2、ファスティング期間の前2〜3日と後2日～6日は、食事量と食事内容に注意する。
ファスティング期間の絶食に、身体を慣らす必要があります。
またファスティング後も、少量の食事で急に食欲が出てしまうことがあることも知っておきましょう。
ファスティング前後の食事は、胃腸に負担のかからない、おかゆや、果物を少量にして召し上がってください。
［3日間ファスティングプランの例］
ファスティング期間2日前から、食事量を少し減らします。
さっぱりしたもの、おかゆや、ヨーグルト、果物、茹で卵などが、おすすめです。
ファスティング前は、食事以外に、お水やハーブ茶などをこまめに飲みましょう。
［朝］
ゆで卵、スムージー
［昼］
茹で卵、おかゆ、お味噌、ハーブ茶
［夜］
卵雑炊、副菜。
2日間は、お食事の組み合わせを変えたり、ご自身の好みで、お召し上がりください。
ゆで卵、アボガド、豆腐は、空腹感を減らして満足度も高いので、良く活用しています。ミキサーがあれば、すぐにスムージーが作れます。
バナナ、アボガド、豆乳を適当に入れてもとても美味しいスムージーが出来上がります。
↓
3日間、ファスティングスタート。
ファスティングドリンクで過ごします。
食事の変わりにファスティングドリンク３０～６０ｍｌを薄めたドリンクを召し上がって下さい。
途中、空腹感で辛いときも、上記ファスティングドリンクを飲みます。
他、お水、ハーブ茶、を飲んだり、時折お塩をなめます。
↓
ファスティング期間後2日～6日間の回復食の一例。
一気に多くの人食事を取ってしまうと、身体に負担がかかります。この通常食に戻すまでは、ファスティングの日数の倍の数があっても良い。
消化の良い、おかゆがおすすめです。
［朝］
お味噌汁。ファスティングドリンク。
［昼］
おかゆ。梅干し。ファスティングドリンク。
［夜］
おかゆ。ファスティングドリンク。
回復食2日目
［朝］
ヨーグルト。バナナ。ファスティングドリンク。
［昼］
卵とオートミールのおかゆ。ファスティングドリンク。
［夜］
冷ややっこ。ゆで卵2個。
このような回復食を3日〜6日行うこと。
この食事以外にも、やはりお水やハーブ茶をこまめに召し上がっていきましょう。
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最後に。
ファスティングの簡単な行い方、ポイントは以上となります。
1回行ってみると、以外と癖になる爽快感があらわれます。肌もとても艶やかになり、身体の働きが、きちんと機能していることを実感できると思います。
私自身、5日間以上のファスティングは、行ったことはありません。
行い過ぎると、体重を減らす為のエネルギー消費が低下したり、食事の吸収が良くなり、体重が減りづらくなるそうなので、程々のペースで行うのが良いかなと感じています。
いずれも、健康になり美しい状態になるファスティング。
ピンときた際は、是非お試しくださいね！
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