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「五行」ってなに?良循環の基本をおてほんにする。 | 花花しあわせブログ

「五行」ってなに?良循環の基本をおてほんにする。

日本の暦

人は考えや不安にとらわれると、行動できずに止まってしまいます。また、慌てて行動してしまい、間の悪い流れを引き起こしてしまうこともあるのです。これらは、お恥ずかしい話ですが、わたし自身の振り返りでもあります。

そんなとき、わたしは、”五行(ごぎょう)”から違う視点を学びます。そうすると、止まっていた思いが動き出し、運の流れが良くなるのです。

何かにとらわれている時、「不調和」が生じます。とらわれないでいるとき「調和」した状態となり良い流れが生まれます。その”五行(ごぎょう)の働き”を見直してみると、「調和」の在り方と前に進む方法が、見えてきます。

その「五行(ごぎょう)」は大変な情報と、事象の流れを観ることができるものです。そのため、古代中国で体系化されたものですが、日本伝わりその歴史も古く、国の行く先を定め動かすために使われてきた重要なものでした。

「五行(ごぎょう)」から学べることがらは、たくさんありますが、そのなかで「五行の循環」についてを、お伝えしていきます。

  • 五行についてを知りたいかた。
  • 循環の流れを知りたいかた。
  • 良い循環を起こしたいかた。

そのような方は是非ご覧ください。

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五行(ごぎょう)のポイント、循環。

「世のなかの事象は全て、木、火、土、金、水の、5つの気と行いによって、連続した循環し、変化する。」という思想を、五行説、五行思想といいます。

水を例にします。

」は液体ですが、温度により、状態は変化します。

⇒①水があたたまり、蒸発して水蒸気になります。

⇒②あたたかい気は上昇し、水蒸気も天に上ります。天にあがると、今度は温度が下がり、になります。

⇒③は重さを持ち、地上にふりそそぎます。

⇒④は大地に染み込み、となり、に流れます。

⇒⑤海の水は、再びあたためられ、蒸発して水蒸気になります。

と①、②、③、④、⑤、①に戻り事象は繰り返されていきます

水は素材としては、水ですが、周りの作用で変化をします。これを水循環といいます。

これは、水で例をあげましたが、わたし達もこの水のように、自然のひとつとして生まれ、人生を後世に繋げています。この循環のシステムを、森羅万象から学ぶことができます。

相生と相剋はのふたつがあって循環する。

【相生と相剋】

それぞれの性質が影響を及ぼし、「 新たな様をなしていくこと 」を、「相生(そうしょう)」

それぞれの性質が影響を及ぼし、「 いままでの様を滅ぼしていくこと 」を、「相剋(そうこく)」

といいます。

どちらかでは片方では、調和は生まれません。高気圧と低気圧があって大気の熱のバランスをとるように、どちらが、良い悪いという2つの視点ではなく、調和は、相生と相剋があって成り立ちます。

相生と相剋についてのリンクです。よろしければ、参考にしてみてください。

循環は、物事の性質と、それにあった動きや流れでバランスを取りながら、巡りつづけていることがわかります。

自ら、対象(誰かに、何かに)に、良い物、事、行いがあれば、その縁は、その性質をもとにして、変化していきます。さらにその縁が巡っていけば、いつか自分の目の前にその縁が形をかえて良い縁として返ってきます。

その巡りのバランスを取るのが、相生と相剋です。

見えるものと、見えないものを繋ぐ五行の循環。

循環という動きを、五行が表してくれています。

木、火、土、金、水の、五つの性質と、その五つの行い。

それぞれが、縁(えん)を生じて巡り、循環していきます。そのように宇宙が発生して生じているのを表しています。そこから、数や、色、銀河系の惑星の発生なども示しています。とてもシンプルですが、その中の情報は多角的に広がっていきます。

この五行を表した聖人君子は、どのように世界を観ていたのでしょう?五行の内容を知るほどその深さに驚きます。

五行は、長い発展や、長寿の為に使う一方で、その極みはいつか変わり衰退して、形は消滅するなかで、いのちそのものを繋ぎ、後世に渡すことも、示しています。

日本でも、この五行思想は浸透して、自然とともに調和していきる智慧を、引き継ぐ文化や風習があります。

このように、「目に見える形」は、いつか滅びますが、そのいのちの性質は、形をかえて続いていきます。

下にその例をあげましたが、他の例もみつけてみるとさまざまな縁(えん)と循環が、みえてきます。

″植物も、大地に種がうまり、温度や水分、土の栄養で、良い時に芽がでるようになっています。

さまざまな縁(えん)が起こり、その種に合う時期で発芽するのです。

更に成長して、葉が成り、光合成と、大地に生える根から水や養分をもらいます。

弱い葉は、虫に食べられたり、枯れるかもしれませんが、環境に適したものが、育っていきます。

花が咲き、虫が蜜をとりにきて、受粉し実がなるでしょう。

また、実が落ち、種が大地に戻ります。

一本の草は、そこで消えてしまったかもしれませんが、「形をなす情報といのち」は、続いています。

まとめ。

五行はシンプルですが、木、火、土、金、水(もっかどごんすい)の、5つのみえない気(質)と、5つの見える働き(縁と流れ)が、それぞれ組み合わさった、いのちの哲学辞書だと思いました。

わたし達の生活でも役立てることができる「五行」。

良い加減で生きると良い流れ、そして循環が起こるのだと感じます。まわりの「五行」を探してみるのも面白い発見がありそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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