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グレゴリオ暦から学ぶ、歴史と暦活用法。 | 花花しあわせブログ

グレゴリオ暦から学ぶ、歴史と暦活用法。

グレゴリオ暦(れき)は、日本の一般的に使われるカレンダーに表記されている、時間の流れを、年、月、日、曜日と、数えられるように表記したもの。

この暦(こよみ)は、多くの国で使われている、暦のひとつです。

世の中の流れに大きく影響してるものに、『時間』があります。

もともと人は、自然界の流れを読み、農耕に活用したり、月をみて今日の日を身体の感覚でとらえ、生きるための知恵として暦(こよみ)がありました。

暦(こよみ)の過去の歴史をみると、国の変化が起こるとき、暦(こよみ)の歴史もかわります。

暦の歴史を辿って、グレゴリオ暦がどうやってできたのかを、順を追って紐解いてみましょう。

  • グレゴリオ暦について知りたいかた。
  • グレゴリオ暦の歴史を知りたいかた。
  • グレゴリオ暦を活用したいかた。

そのような方は是非ご覧ください。

グレゴリオ暦について。

グレゴリオ暦は、太陽の暦を使ったカレンダーです。太陽暦を使っています。グレゴリウス暦ともいう。

[太陽暦]

地球が太陽中心に公転する時間を1年で表し

地球の自転の時間を1日として、

1年を365日とした暦です。

太陽暦は、おもに農作物の生産を助ける役割として、農耕がある国で、長く使われてきました。

今、普通に食べているもの、着ている洋服は、太陽の暦の流れにあった生産方法で、生産者さんの手によって、わたし達のもとに届いています。

長い歴史から見ても、食べるものを収穫する、洋服のために麻や綿などを収穫する、農耕は、生活の為に大切なものでした。

 

この太陽の暦は、古代のシュメール文明からはじまり、エジプト文明での暦が代表的です。

その後、ローマでユリウス暦が使われるようになり、その後、ユリウス暦からグレゴリオ暦に変わります。

つねに、太陽暦には、太陽のまわりをまわるひとつのサイクルが、365日で割り切れない、時間が余る日が生まれます。

それは、自然界の動き数字の表記ずれが生じます。

そのずれを調整するために、うるう年が設けられていて、

現在は、閏₍うるう₎年として4年にいちど、2月に日を多くし、ずれの調整をおこないます。

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グレゴリオ暦の歴史。

グレゴリオ暦の歴史をみるには、グレゴリオ暦の元₍もと₎でもある太陽暦をたどっていきましょう。

【太陽暦のおおまかな歴史】

⇩ 紀元前3300年頃 エジプト文明では太陽暦を用いる。

ナイル川の氾濫₍はんらん₎により文明が栄えてきた。

⇩ 紀元前45年 古代ローマ ユリウス暦ができる。

共和政ローマの最高神祇官、独裁官、執政官ユリウス・カエサルによって導入。暦は、エジプトからローマのユリウス暦に移行します。この暦は、執政を行うための暦として使われていました。執政は3月から。うるう年は3年にいちどで調整されていたそうです。

その後、西ローマ帝国、東ローマ帝国と、内乱がおこり、₍この時に、キリスト教が生まれ、ひろまります。₎西ローマがなくなった後も、キリスト教の多くの宗派がユリウス暦を使い、西ヨーロッパに広がっていきます。

その後、ユリウス暦はロシアに流れ、ロシア暦となっていきます。

ここまでは太陽暦の流れです。

 

ここから、グレゴリオ暦の歴史にはいります。

当時の宗教は、国と民の関係を示す重要な役割を担っていました。キリスト教と国家が重要なキーワードになるので、その歴史からお伝えします。

グレゴリオ暦のおおまかな歴史

西暦540年 ローマ教皇 グレゴリウス1世₍大聖グレゴリウス₎が登場します。ローマ貴族、政治のキャリアを持つ人物。自らを神の代理人として、西ヨーロッパの全キリスト教の最高指導者としての地位を築いた重要な人。

グレゴリウス1世は、キリスト教においては、さまざまな流派ができますが、その流派を統合する宗教改革を行います。キリストの教えをもとに広まるキリスト教の主流が、グレゴリウス1世をもとに作られたものがカソリック教会、初代ローマ教皇です。

西暦16世紀 グレゴリオ暦ができる。

当時、ローマ教皇グレゴリウス13世₍本名 ウーゴ・ブオンコンバー二₎

名門の大学で法学を学び、教養がある人物です。この方がグレゴリオ暦をつくります。

グレゴリウス13世となった彼は、まず教会改革に取り組みます。それに伴い、ユリウス暦のうるう年のずれを修正する理由で、ユリウス暦を廃止し、グレゴリオ₍グレゴリウス暦₎暦を新暦として採用します。

当時、キリスト教のカソリック教会に反発する、プロテスタントや、正教会₍ギリシャ正教₎の宗教上の影響を理由に、浸透するのは容易ではありませんでした。

しかし、時のながれとともに、プロテスタント諸国、正教諸国で採用されていきます。

西暦1873年 日本でも、グレゴリオ暦を導入します。このとき、日本は明治6年。日本では地租改正があり、₍それまでの年貢が地租になる₎租税制度の改革がおこなわれた年。

~ここまで~

このように、いまのカレンダーになるまでには、文明から、壮大な国の歴史的背景がありました。

西暦は、グレゴリオ暦からきています。キリスト教の教えを広めたイエス・キリストの生まれた年の翌年を西暦元年としていますが、このような時代背景をみると、納得できますね。

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グレゴリオ暦を活用するには?

【グレゴリオ暦を活用例3選

使用①

現代の忙しいスケジュールで動かれているかたは、大事なスケジュールを記しておけば、パッと見てわかるので、とても使いかってが良いですね。カレンダーに予定を書き出す

 

使用②

また、その国の行事がしるされていますので、その国の歴史や、特色もグレゴリオ暦から学ぶことができます。祝日を意識してみる。その意味を調べてみる。

₍日本では旧暦のほうが日本の文化に触れることができます。₎

 

使用③

グレゴリオ暦は信用をつくる道具

まだ知り合って間もない人との約束は、体内時計より、グレゴリオ暦を使って約束をしたほうが信用がありますね。

最後に。

このグレゴリオ暦の歴史をみて、みなさんはどう思われましたか?

宗教の改革とともに、暦が用いられたのは、時を司ることで、民に道を指し示すような意味があったようです。

グレゴリオ暦は、国₍国家₎が民に信用を示すためだけに暦を使ったのでしょうか?

それとも、国が天の象徴として暦を指し示し、民は地を耕す、民の労働の在り方をしめすものだったのでしょうか?グレゴリオ暦を、さまざまな角度でみてみると、見えてくるものがあるかもしれませんね。

暦(こよみ)の背景を知ることで、暦の意図がみえてきます。

意図を知れば、どのように活用できるのかが見えてきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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